「普段の食事を手作り食にすると、災害時にドライフードを食べなくなることはないですか?」
そんな不安を聞くことがあります。実際に、災害時にドライフードを食べるかどうかは、そうなってみないとわかりません。ただ、災害時のことを気にして普段の食事の質を下げてしまうのは、あまりいい対応とは言えません。
もし、災害時にドライフードを、というより、食事を食べなくなる場合、その原因は普段と違う環境による「ストレス」でしょう。ストレスに弱い心は、ストレスに弱い体や脳の結果です。
万が一の避難生活に備えて、普段からストレスに強い体作りをしておくことこそ、災害への備えだと思います。心と体が元気なら、食べるものがなければドライフードを食べるでしょう。そのような生命力も育てていきましょう。
院長 木原友子
鳥取県倉吉市昭和町2-116
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自律神経診療を軸に、食事、漢方、その他の代替療法をメインとし、現代医学も含めた総括的な内科診療に対応